6.22.2013

デス・バレーと海

ロス出張中は2回週末を挟んだわけですが、最初の週末は仕事ざんまい。
で、二回目の週末はサンタモニカへ移動しつつの久々のお休み、を満喫しまして。

土曜日はデス・バレーへ。どんなとこかっつーと華氏114度、って摂氏45度です。
っていうか、明らかに50度ぶっちぎってる地点もあったし。もう、ドライサウナ状態。

[地獄篇]

デス・バレーは、本来ラス・ヴェガスから行くべきところらしく。
ロスやサンタモニカからは片道4-5時間掛かっちゃうので、日帰りはヒジョーにシンドイ。ので、運転手交替できるように3人で出掛けました。

着いたところは、水なんかあっというまに蒸散しちゃう砂漠。
驚くほどキメ細かい砂が降り積もる、幻のような景色。

中心地に進むと、そこは地獄のような光景。周囲が全て白く見える Badwater Basin
ここは北米大陸で最低の地点。実に、海抜マイナス86メートル。
白く見えるのが何かっつーと、塩。
全て塩。
気温50度突破する中の、塩。
ポケットに入れたミネラルウォーターが、火傷せんばかりのお湯になる世界。

激しく発汗して塩分を失うので、地面の塩をなめて補給しながら散策しました。

この地の底は、周囲を絶壁に囲まれていて、その頂上は海抜1600メートル。
つまり、1700メートル、という恐るべき落差に囲まれた盆地なわけですな。そら煮えるわw

ほうほうの体で地底を逃げ出し、車で頂上 (Dante's viewpoint) にも登ってみたところ、眼下に広がるは先ほどの地獄。冗談抜きで1700メートルを転がり落ちることのできる奇観に圧倒される。
この地底、山が手前と奥に裂けたことで出来た谷、なんだね。つまり大地溝ってことだ。大陸って凄まじいな...いつかアフリカの大地溝帯にも行ってみたいもの。

[天国篇]

日曜日は、この出張の疲れを癒した、何もしない一日。
どれくらい何もしなかったかというと、
この状態で5時間、寝ました。あ、ちょっとは泳いだりも。いやー、焼けた焼けた。

この2週間半の出張の成果の一つ。
伸びきった爪。さぁ、帰ろうw

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