8月16日から21日まで、ドイツはケルンへ出張。
オシゴトは、例によってゲームショーの準備と視察、それとミーティング少々といったところ。
ケルンといえば大聖堂。ええ、登りました。もう二度と登るもんかと思うほどきつかったです。
せっかくの教会だし、ということで相方とこれから生まれてくる新しい仲間のために殊勝に祈ったりも。幸せじゃなくても笑ってすごせますように。
たまたま同じタイミングでこっちに赴任したT氏と久しぶりに会えたり、個人的に大好きな画家ケーテ・コルヴィッツの美術館にも立ち寄ったり、2千年前にここを支配していたローマ人の旧跡をまわったり、仕事だけではない旅路でなかなか楽しかったです。
今度は、相方と新しい仲間と一緒に来たいな、と。
8.22.2009
8.09.2009
8.08.2009
8.07.2009
南九州紀行 #6
8月6日。
朝食にフォカッチャを頂き「ZENZO」をチェックアウト。昨日通ってきた道を戻って外輪山を登ります。まず向かうは「大観峰」。外輪山の最高地点です。
ここは外輪山の最北。カルデラ…つまり阿蘇全体を一望できます。今日はカルデラ全体に靄が掛かりっぱなしでしたが、それでも絶景を楽しめました。
古代から「遠見ヶ鼻」と呼ばれた重要拠点に「大観峰」なんてセンスのない改名をしたのは徳富蘇峰。さもありなん。
カルデラの中の山岳、阿蘇五岳の尾根を走る「阿蘇パノラマライン」は美しい牧草地を駆け抜ける素晴らしいドライブコース。まずは赤水線を西へ。「米塚」という小山をかすめます。神武天皇の孫にして阿蘇の開拓者、建磐龍命が積んだ米の山、だそうな。頂上の窪みが可愛らしい。
さらに西へと向かいます。天気が怪しいので、屋内で楽しめるものを…と「葉祥明絵本美術館」に寄らせてもらいました。物凄くメジャーでは無いかもだけど、見れば必ず分かる作風。熊本出身の方だそうで、絵本の中の世界が再現されたような癒しの空間が維持されています。
学芸員さんに言われて庭に出てみると、ラベンダーに真っ青な蜂が遊びに来ていました。
何て言う蜂なんだろう…とても綺麗です!
美術館を出て、昼食を。ガイドブックを見て近くの「味工房ナウシカ」に。標識出てないし、奥まってるし、カーナビ無きゃ行けないな…w
僕は「牛泣かせのハンバーグ」を、相方は「裏切りのカレーライス」を頂きましたが、イカス名前に負けない美味さ。お店の元気な子供たちも印象的でした。
昼食を終え、赤水線を戻って今度は吉田線を南へ。昔の火口で、今では牧草地と湖になっている「草千里ヶ浜」へ。ここもまた、阿蘇を代表する風景です。
やっぱり天気が不安定だったので、すぐ傍の「阿蘇火山博物館」にも寄ってみました…思いのほか面白かったので随分と時間使ってしまいましたが。この地は、数え切れないほどの火山活動の結果、かくも多様に豊かな姿を持つに至ったのだということ。皮一枚むけば今でもその脈動を保つ活火山、阿蘇。日本の中でも、南九州は特別ですね。
ちょっと天気悪いけれど、ここまで来たからには中岳の山頂にも登ってみよう…!
濛々と靄が立ち込めているように見えるかもしれませんが、実は8割がた火山ガスだったりしますwたまに硫化ガスっぽい匂いがしますねぇ。スっと風向きが変わると、火口に溜まる水の緑が透けて見えます。この水、pH1未満の超強酸だそうで、噴火しないまでも落ちたら命無いなぁwww
さて、その後は再び吉田線を南下。道すがらで雲間が晴れた瞬間、放牧の風景が開放的でとても素敵でした。こんな地に住めたら気持ちいいだろうなぁ。
吉田線を下りきるとカルデラの底部。外輪山から流れ集まる清流がそこここで湧水になっていて、そこを中心に集落が出来ているイメージになっています。
農道を歩いた先にある塩井社水源。この水で出来る野菜はさぞ美味かろう…
安産と子育ての伝説残る明神池名水公園。癖の無い、美味しい水でした。
毎分60トンもの湧出量を誇る近隣最大の白川水源。少し硬く、清い水って印象。
白川水源で手持ちのペットに水を汲んで今晩の宿に向かう途中…火と水の国に相応しい、大きな大きな虹が渡っていました。なんて豊かな土地!
今晩・明晩は「グリーンピア阿蘇」で過ごします。いかにも3セク然とした施設ですが、カルデラを南外輪山の斜面から北に望む絶好の立地。
今回の九州旅行を〆る滞在地なので、ここではゆったりと過ごします。地元の焼酎「白水」を頂いて、思ったより立派な温泉を楽しんで、そろそろ就寝。
朝食にフォカッチャを頂き「ZENZO」をチェックアウト。昨日通ってきた道を戻って外輪山を登ります。まず向かうは「大観峰」。外輪山の最高地点です。
ここは外輪山の最北。カルデラ…つまり阿蘇全体を一望できます。今日はカルデラ全体に靄が掛かりっぱなしでしたが、それでも絶景を楽しめました。
古代から「遠見ヶ鼻」と呼ばれた重要拠点に「大観峰」なんてセンスのない改名をしたのは徳富蘇峰。さもありなん。
カルデラの中の山岳、阿蘇五岳の尾根を走る「阿蘇パノラマライン」は美しい牧草地を駆け抜ける素晴らしいドライブコース。まずは赤水線を西へ。「米塚」という小山をかすめます。神武天皇の孫にして阿蘇の開拓者、建磐龍命が積んだ米の山、だそうな。頂上の窪みが可愛らしい。
さらに西へと向かいます。天気が怪しいので、屋内で楽しめるものを…と「葉祥明絵本美術館」に寄らせてもらいました。物凄くメジャーでは無いかもだけど、見れば必ず分かる作風。熊本出身の方だそうで、絵本の中の世界が再現されたような癒しの空間が維持されています。
学芸員さんに言われて庭に出てみると、ラベンダーに真っ青な蜂が遊びに来ていました。
何て言う蜂なんだろう…とても綺麗です!
美術館を出て、昼食を。ガイドブックを見て近くの「味工房ナウシカ」に。標識出てないし、奥まってるし、カーナビ無きゃ行けないな…w
僕は「牛泣かせのハンバーグ」を、相方は「裏切りのカレーライス」を頂きましたが、イカス名前に負けない美味さ。お店の元気な子供たちも印象的でした。
昼食を終え、赤水線を戻って今度は吉田線を南へ。昔の火口で、今では牧草地と湖になっている「草千里ヶ浜」へ。ここもまた、阿蘇を代表する風景です。
やっぱり天気が不安定だったので、すぐ傍の「阿蘇火山博物館」にも寄ってみました…思いのほか面白かったので随分と時間使ってしまいましたが。この地は、数え切れないほどの火山活動の結果、かくも多様に豊かな姿を持つに至ったのだということ。皮一枚むけば今でもその脈動を保つ活火山、阿蘇。日本の中でも、南九州は特別ですね。
ちょっと天気悪いけれど、ここまで来たからには中岳の山頂にも登ってみよう…!
濛々と靄が立ち込めているように見えるかもしれませんが、実は8割がた火山ガスだったりしますwたまに硫化ガスっぽい匂いがしますねぇ。スっと風向きが変わると、火口に溜まる水の緑が透けて見えます。この水、pH1未満の超強酸だそうで、噴火しないまでも落ちたら命無いなぁwww
さて、その後は再び吉田線を南下。道すがらで雲間が晴れた瞬間、放牧の風景が開放的でとても素敵でした。こんな地に住めたら気持ちいいだろうなぁ。
吉田線を下りきるとカルデラの底部。外輪山から流れ集まる清流がそこここで湧水になっていて、そこを中心に集落が出来ているイメージになっています。
農道を歩いた先にある塩井社水源。この水で出来る野菜はさぞ美味かろう…
安産と子育ての伝説残る明神池名水公園。癖の無い、美味しい水でした。
毎分60トンもの湧出量を誇る近隣最大の白川水源。少し硬く、清い水って印象。
白川水源で手持ちのペットに水を汲んで今晩の宿に向かう途中…火と水の国に相応しい、大きな大きな虹が渡っていました。なんて豊かな土地!
今晩・明晩は「グリーンピア阿蘇」で過ごします。いかにも3セク然とした施設ですが、カルデラを南外輪山の斜面から北に望む絶好の立地。
今回の九州旅行を〆る滞在地なので、ここではゆったりと過ごします。地元の焼酎「白水」を頂いて、思ったより立派な温泉を楽しんで、そろそろ就寝。
8.06.2009
南九州紀行 #5
8月5日。
「黒川荘」でゆったりと朝を過ごします。せっかくの良い宿、焦っちゃ損です。
朝食を挟んで二度風呂に入り、茶寮でくつろいでから出発。
まず向かうは「雀地獄」という牧歌的なんだか凄惨なんだか分からない名前がついた土地。黒川温泉の中心地から車で5分ほど。
石が黄色く染まった渓流になっています。川底のあちこちから亜硫酸ガスを含む冷泉が噴出しているためで、たまに雀も煙に巻かれてお亡くなりになる、と。
ボコボコと冷たく危険な泡が沸いてるさまが、なかなか面白かったです。小動物には面白いどころじゃないんだろうけども。
その後、黒川温泉に一度戻ってプラプラと散策。決して広い土地じゃないけど、地域全体で景観作りが徹底されていて、とても居心地が良い集落です。
集落の規模とアクセスの悪さからは俄かに信じられないことに、毎年100万人を超える宿泊客が訪れているそうです。プロデュースの力って凄いなぁ。
地蔵堂で「身代わり首なし地蔵」を拝観したり、「麓」というパティスリーで蕎麦粉を使ったシュークリームを買ったり、ゆるゆると時を流します。
昼食は、川向こうの「やまたけ」という店で。ここの主人は、なんと自然薯の栽培に成功した人だそうで、自然薯をふんだんに使った田舎料理を楽しめました。
とろろ。団子汁。
お好み焼き。おなかの子も、たぶんおなかいっぱい!
満ちたお腹を抱え、午後は「くじゅう」と呼ばれる地域へ。熊本県の「久住」と大分県の「九重」が共同プロモーションしてるそうで。うまい名前です。
丘の連続や果てしない一本道、渓谷など、ダイナミックに変わる雄大な景色を楽しめる「やまなみハイウェイ」というドライブコースがとても気持ち良いです。
九重方面のハイライトは「九重"夢"大吊橋」という橋。高さ173m・長さ390m、足元が網、という高所恐怖症の人には嫌がらせでしかない仕様の吊橋です。
この橋からは「震動の滝」が拝めます。雄滝・雌滝とも半端じゃない高低差で、遠くにも関わらず凄い轟音。当然ながら?竜が棲んでいた伝説が残っています。
景色は凄いんですが…腰引けまくりw滝が下に見えるっておかしいだろwww
橋・滝を楽しんだ後はラムサール条約に登録されている「長者原自然研究路」を楽しもうと思っていたのですが、残念ながら雨になってしまったので中止。
夕闇もせまりつつあったので、今日の宿に向かうことにしました。毎日盛りだくさんで過ごさんでも良いし、休暇も後半なので少しずつペース落とそうかなと。
今晩の宿は、阿蘇外輪山の内・北側に位置する内牧温泉にある「ZENZO」。ご主人の嗜好が貫かれた内装が好ましいです。まずは風呂を使わせて貰います。
夕食は昨日に続き囲炉裏で。地の夏野菜・馬刺し・馬のアキレス腱の煮込み・肥後牛や黒豚の網焼き・冷汁・トドメは冷凍ミカン!独特かつ美味しい夕飯!
今日はいつもより少し余裕のある時間を過ごせているので、マッサージをお願いしてみました。血行が良くなってきたので、また風呂入ってから寝ようかなと。
体中がギシギシと、もう若くないんだってば!と訴えておりますw
「黒川荘」でゆったりと朝を過ごします。せっかくの良い宿、焦っちゃ損です。
朝食を挟んで二度風呂に入り、茶寮でくつろいでから出発。
まず向かうは「雀地獄」という牧歌的なんだか凄惨なんだか分からない名前がついた土地。黒川温泉の中心地から車で5分ほど。
石が黄色く染まった渓流になっています。川底のあちこちから亜硫酸ガスを含む冷泉が噴出しているためで、たまに雀も煙に巻かれてお亡くなりになる、と。
ボコボコと冷たく危険な泡が沸いてるさまが、なかなか面白かったです。小動物には面白いどころじゃないんだろうけども。
その後、黒川温泉に一度戻ってプラプラと散策。決して広い土地じゃないけど、地域全体で景観作りが徹底されていて、とても居心地が良い集落です。
集落の規模とアクセスの悪さからは俄かに信じられないことに、毎年100万人を超える宿泊客が訪れているそうです。プロデュースの力って凄いなぁ。
地蔵堂で「身代わり首なし地蔵」を拝観したり、「麓」というパティスリーで蕎麦粉を使ったシュークリームを買ったり、ゆるゆると時を流します。
昼食は、川向こうの「やまたけ」という店で。ここの主人は、なんと自然薯の栽培に成功した人だそうで、自然薯をふんだんに使った田舎料理を楽しめました。
とろろ。団子汁。
お好み焼き。おなかの子も、たぶんおなかいっぱい!
満ちたお腹を抱え、午後は「くじゅう」と呼ばれる地域へ。熊本県の「久住」と大分県の「九重」が共同プロモーションしてるそうで。うまい名前です。
丘の連続や果てしない一本道、渓谷など、ダイナミックに変わる雄大な景色を楽しめる「やまなみハイウェイ」というドライブコースがとても気持ち良いです。
九重方面のハイライトは「九重"夢"大吊橋」という橋。高さ173m・長さ390m、足元が網、という高所恐怖症の人には嫌がらせでしかない仕様の吊橋です。
この橋からは「震動の滝」が拝めます。雄滝・雌滝とも半端じゃない高低差で、遠くにも関わらず凄い轟音。当然ながら?竜が棲んでいた伝説が残っています。
景色は凄いんですが…腰引けまくりw滝が下に見えるっておかしいだろwww
橋・滝を楽しんだ後はラムサール条約に登録されている「長者原自然研究路」を楽しもうと思っていたのですが、残念ながら雨になってしまったので中止。
夕闇もせまりつつあったので、今日の宿に向かうことにしました。毎日盛りだくさんで過ごさんでも良いし、休暇も後半なので少しずつペース落とそうかなと。
今晩の宿は、阿蘇外輪山の内・北側に位置する内牧温泉にある「ZENZO」。ご主人の嗜好が貫かれた内装が好ましいです。まずは風呂を使わせて貰います。
夕食は昨日に続き囲炉裏で。地の夏野菜・馬刺し・馬のアキレス腱の煮込み・肥後牛や黒豚の網焼き・冷汁・トドメは冷凍ミカン!独特かつ美味しい夕飯!
今日はいつもより少し余裕のある時間を過ごせているので、マッサージをお願いしてみました。血行が良くなってきたので、また風呂入ってから寝ようかなと。
体中がギシギシと、もう若くないんだってば!と訴えておりますw
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