1.13.2013

蘭・英出張

2013年初の出張は、アムステルダム → ロンドン。
火曜晩に羽田を出発し、ANA だと直行便がないのもあり、往路はフランクフルト経由で人生二度目のアムステルダムへ入ったのは水曜の朝。スキポール空港から市内への移動は電車なんだが...
なんだろうなぁ、ケルンとかベルリン、ロンドンでも思ったけど、欧州の大きな駅って実にスタイリッシュなのが印象的。

午前中に到着したアムステルダムで終日お仕事を済ませた後、夜は Lion Noir というお店でアヒルの肝臓 (つまりフォアグラではなく)・鴨肉・鹿肉などに舌鼓を打って、夜の街を歩いてホテルへ。
アムステルダムは売春宿やマリファナ店が公認だったりして中々カオスではあるんだが、通常は悪徳の巣窟になるところを敢えて体制に組み込んでしまうことで上手にコントロール出来てるのかもしれない。
が、そういう風に持っていくときには相当な抵抗もあったはずで...オランダ人すごいなぁと。

今夜の宿は Doubletree Hilton だったが、よく見たら部屋のテレビが iMac だった、という。
ちょっと驚いた。ま、生まれてこの方 anti Apple なので良い迷惑ではあるのだがw

時差ぼけに耐えに耐え、ひとしきり仕事済ませた後、深夜1時。風呂から上がって、さぁ寝ようと思った、ら...ん?
あれれ。
んー...何度見ても触っても、ブランケットもベッドカバーも無い。
この後、ハウスキーピングに三度も電話し、届いたのが2時前。部屋を引っくり返してバスローブを2枚発掘し、ガタガタ震えながら1時間待つ羽目に...なんやねんおまえら。

翌日は朝からロンドンへ移動し、木曜昼から金曜4時までみっちりミーティングに次ぐミーティング。まぁ、疲れましたわな。

木夜は、ロンドンのメンバーが Gaucho に連れて行ってくれた。スーパー有名なアルゼンチン・ステーキハウス。みんな 400g とかの巨大なビーフステーキを頂きまくりました。
俺は、ちょっと頑張って 150g ずつ3種類の肉、都合 450g をペロリと。実にうまーい!いつかまた来よう。

最近、1都市1泊ずつ、って弾丸出張が続いてて体力的にしんどいなぁ。
って思ってたら、成田に着陸直後、いきなり警官隊が突入してきて、数名を連行しだしたり。どうもタバコ吸った阿呆がいたようで。本当に21世紀かよって突っ込みたくなるレベルの事件でしたw

■ 機中で観たもの

[往路]
Taken 2 (邦題 : 96時間 リベンジ)
代表作と言えば「シンドラーのリスト」だったリーアム・ニーソンの新しい当たり役だった前作は実に意外で面白かったのだけど...こっちはイマイチ。
なんというか、詰め将棋的な渋い面白さが陰を潜めてしまい、ご都合主義の勢い作品と化してしまった。最終段では格闘アクションまで披露させる乱暴さ。
この作品の面白さはソコじゃねーだろ、と悲しい気持ちになった一作。

[復路]
Trouble on the curve (邦題 : 人生の特等席)
クリント・イーストウッドはカッコいいよね、と言う作品。見る価値はそこ。
ストーリー自体は驚きのない対立と和解、予測できるどんでん返しとハッピーエンド。ごくごく普通のハリウッド・ファンタジーって感じ。
それにしても衝撃的なまでに酷い邦題だ。何故わざわざ、作り手の搾り出すような思慮をガッツリ無視する陳腐な作業をしなければならないのか本気で疑問だ。

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